経営理念

 我社は、株式会社藤橋商店、有限会社藤橋家姫路夢前農園、有限会社藤橋家ひよこファーム、有限会社藤橋家姫路ポートリーファーム、マジックパール株式会社、そしてカンボジアのFujihashi Agri Creation Co,Ltdというグループ会社の集合体であり、このグループを総括して『藤橋家』(ふじはしや)と申します。
 その藤橋家のブランドシンボルがこのロゴになります。このブランドシンボルの意味は、我国日本を象徴する日本一の富士山、しかも縁起の良い紅富士に幸せの懸け橋をかけ、夜の暗闇を真っ赤に染めながら新しい生命を生み出し、新しい世界を拓く御来光が今まさに輝き昇らんとするという気持ちを込めています。


 我社は大正4年に創業以来、平成27(2015)年に創業100年を迎え、更なる100年である200年企業になるために常に改革を行っております。
 平成18(2006)年に我社の社会的使命(ミッション)である新たな経営理念を掲げました。そして平成26(2014)年には、『時を守り、場を清め、礼を正す』という我社の行動規範である社訓と、成功の要諦を凝縮した藤橋家の「4つの鉄板ルール」を掲げました。

 この社訓は国民教育の師父と謳われる森信三先生の言葉で、現実界における再建の三大原理にして、いかなる時・処にも当てはまるもので、生きとし生きるものは時間・空間・人間(じんかん)の三間を離れてこの世に存在することはできません。この三間を整えて行くことこそが、人間力を高め磨いていく大原則として掲げました。

 そして、この藤橋家の社訓と共に掲げたのが「藤橋家の4つの鉄板ルール」です。この「藤橋家の4つの鉄板ルール」の実践とは、今この瞬間を一所懸命に生きることであり、「藤橋家の4つの鉄板ルール」の実践が成長の大きな力となると信じて掲げており、日々実践に取り組んでいます。


藤橋家五カ条

 我社藤橋家には、持続可能(サステナブル)な社会の実現のために「藤橋家五カ条」を平成18(2006)年に掲げました。そして持続可能(サステナブル)な社会実現の為に、高齢化で耕作できなくなった田畑を受け継ぎ守り、命の源である"食"を支える農業を活性化させるために、地元の農家や食品関連業界の方々、そして兵庫県や姫路市の行政の方々とも一緒になり、力を合わせてそのハブとなり事業を推進しております。

経営理念が必要な5つの理由

 改めて、なぜ会社には経営理念が必要なのでしょうか。経営理念とは如何なるものなのか、経営者としての私の気持ちをまとめ述べさせていただきます。
 企業とは、崇高なる夢と理想を掲げ、その夢・理想に賛同し、実現しようと情熱を燃やす仲間が集いし組織です。そして経営理念とは、我社藤橋家が何の為に存在しているかという存在意義を示し、事業経営をどういう目的で、またどの様に行っていくかという大方針を示す会社の礎なのです。
 なぜ経営理念が必要なのか5つの理由を述べさせていただきます。


① 多様化時代の求心力

生まれも育ちも、年齢も国籍も全く違う社員どうしでは、価値観はずいぶん異なります。多様な価値観を持つ人間を抱えて経営をし多くの社員が同じ会社で仕事をする限り、進むべき方向を明確に示しこれを基本にしてやろうという会社の憲法のようなものが必要です。それが経営理念なのです。


② 理念の共有による社員の誇りと自信

我社はこんな理念をもって社会に存在しているのだということを、親や連合いや子ども、友人や恋人に胸を張って言える、そんな理念が必要です。そうすれば全社員のモチベーションは否応なしに高まり、大きな力となるのです。


③ ステークホルダー(利害関係者)からの信頼と尊敬

銀行やお取引先様、そしてお客様が「あの会社はきちんとした理念を持っている」ということになれば、ステークホルダーからの信頼と尊敬を受けることに繋がります。ステークホルダーからの信頼と尊敬、これ以上に重要な経営資源はありえません。


④ 優れた人財が採用しやすくなる

すぐれた理念がある会社には、すぐれた人財が集まってきます。志ある優秀な人は、その会社の理念(根本哲学)に共鳴し入社を決断する人が多いのです。経営理念が人財を集める大きな決め手になるのです。


⑤ 業績が向上する

20年間に渡って行われた調査において、経営理念があるかないかで利益の差は4倍も違うという結果が出ました。なんといっても経営理念は、結果として業績に繋がるのです。

藤橋家は、藤橋商店、藤橋家姫路夢前農園、藤橋家ひよこファーム、 マジックパール、Fujihashi Agri Creation Co.Ltd のグループ企業5社を総括した企業団体です
株式会社 藤橋商店/〒671-2232 兵庫県姫路市相野115番地/Tel:079-268-9535