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畜産飼料・鶏卵・肥料の商社事業 経営コンサルティングの紹介

【農場経営】
これから我々が求められる新たなニーズはもちろん飼料価格の低下ですが、現状の穀物相場からいえば相場での価格低下は非常に難しいと考えられます。こういった状況をふまえ、これからは我々の視点から出来るコスト削減を模索し実現することが急務なのです。

■飼養管理
養鶏でもっとも重要なのは、もちろん鶏卵の生産です。お客様は鶏卵を生産し生産した卵をGPや直接末端の消費者に販売しているわけですから、鶏卵をいかに低コストで生産するかが最大の焦点になります。
低コスト生産を実現するには、もちろん飼料価格も重要ですが、やはり農場成績の安定、向上が最大の課題であり必須項目です。
それでは農場成績の中でも特に大切なポイントが3つあります。まず第一に、産卵率、第二に減耗率(減耗率とは全飼養羽数の内死亡する鶏の割合を数値化したもの)、第三に飼料要求率(1kgの卵を生産するのに必要な飼料の量)、この3つが農場経営を左右する大きなポイントなのです。
産卵率では、いかに高い産卵率を出しそれを維持させるか、減耗率では、いかに死亡羽数を減らすか、大切な鶏を死なせてしまってはどうしようもありません。飼料要求率では、いかに少ない飼料で沢山の卵を生産するか、この3つを常に検討、改善を繰り返すことが農場成績安定に繋がるのです。

■生産性の向上
生産性の向上を図るためのポイントは大きく分けて2つあります。
まず一つ目は飼料要求率です。いくら高い産卵率を維持しても必要以上に飼料を食べてしまっては結局、生産性の向上には繋がりません。鶏は現在でも改良されてきてはいますが、決して食べたら食べただけ卵を産むわけではないのです。ですから、同量の卵を生産するなら給与する飼料は少ないほうが良いのです。
二つ目のポイントは卵重コントロールです。この卵重コントロールはこれからさらに重要な位置づけとなります。なぜなら、飼料コスト上昇傾向にある今、まさに「売れる卵」を生産しなければ生産性の向上を実現することは難しいのです。鶏卵の規格は簡単に説明すると、パックに詰めて販売出来る正常卵とパック詰め出来ない規格外卵と二つに分かれます。生産性を向上させる為には、正常卵を多く生産しなければいけません。正常卵と規格外卵では取引価格に大きな差が生じますので、まさに農場運営の生命線と言っても過言ではありません。

■改善指導
私達は常にお客様と問題を共有し、改善すべき課題の攻略に取り組んでいますが、実際どのような改善、指導をさせて頂いているのかというと・・・。

【飼料効率の改善】
飼料効率の改善で重要なのは、飼料成分の選択と給与ポイントの明確化と鶏種選択の2点です。
まず一つ目の飼料成分の選択と給与ポイントですが、飼料成分は大きく分けて5種類に分類されています。
成分の選別基礎はCPつまり粗タンパクの成分値によって分類され、CP19.18.17.16.15(数字はパーセント)と分類されるのが一般的です。この5種類をどのように活用するかが重要なポイントになるわけですが、平均的に使用されるのがCP17です。このCP17を基準として考えて頂くと判り易いかもしれません。
飼料成分を選択する要因としては、大きく分けて季節的な要因と日令別の二つに分かれています。
季節的な要因としては、夏は食欲が減退し低タンパク飼料だと栄養価がまかなえない為に、高タンパク飼料へ変更し、食下量が減少したときでも栄養価が不足しないようにしています。栄養価が不足すれば産卵率が下がりますが、産卵率が下がってしまうということは餌だけ食べて卵を産まない鶏が増加するということですから、そこに無駄が生じてくるのです。夏場の高タンパク飼料はこの無駄を少しでも軽減する目的で使用しているのです。
その逆に冬は、鶏は体温を維持するために食下量は増加しますが、増加したからといって産卵率が向上するとは限りません。もちろん、夏場から秋口にかけ食欲が回復すれば減少していた産卵率も回復してきます。しかし、それ以上に産卵率が向上することは難しいのです。食下量だけ増えて産卵率は現状維持。これでは当然飼料効率は悪くなります。
そこでとる対策は多く分けて3つあります。一つは低タンパク飼料への切り替え、もう一つは高カロリー飼料への切り替え、そしてもう一つは高タンパク飼料への切り替えです。

一つ目の低タンパク飼料へ切り替えるのは、餌を同じ量与えるなら単価の安い低タンパク飼料へ切り替えたほうが良いという考えから切り替えます。しかし、デメリットとしてタンパクが低い分逆に食下量が増える可能性もあります。そういった場合は給餌回数を減らして調節しています。

二つ目の対策、高カロリー飼料への切り替えですが、通常飼料のカロリーは2850cal(1kg)ですが、これを2880calまで引き上げることで少ない食下量でも食べ応えがあり食下量が減少します。簡単に言えば同じカロリー摂取でも御飯とお肉では全然満腹感が違います。この原理と一緒なのです。通常、30calで5gから10g減少するといわれています。

三つ目の高タンパク飼料は、高カロリーと同様に満腹感の原理を利用した飼料効率の改善ですが、飼料価格が高いというデメリットがあります。この三つの改善策から高カロリー飼料への変更が望ましいと考えられます。高カロリー飼料も単価は高くなりますが、食下量の減少度合いが大きい為、飼料効率改善には適しているのではないかと考えています。

■産卵率の向上
産卵率の改善では、お客様の鶏舎構造や特徴などを分析し飼料の給与方法や飼料銘柄を決定しご提案します。
例えば、ウインドレス(自動換気システム鶏舎)でも、換気方法によって鶏舎内の温度が高い場合があります。こういった鶏舎構造の場合、夏場の産卵率減少が他鶏舎よりも高い場合があります。そういった場合は、現状使用している飼料成分よりもレベルを上げた高タンパク飼料を給与するよう奨めます。
夏場は人間と同じように食下量(食べる量)が減少しますが、そうすると飼料から摂取される栄養成分が減少する為に産卵率が減少するのです。そこで高タンパク飼料を与えることで少ない飼料摂取量でも栄養不足になることなく産卵を維持出来る可能性を高めることが出来るのです。
その他にも、ビタミン剤や、腸内のPH安定の為に重曹(炭酸水素ナトリウム)を給与する場合もありますし、後に述べさせて頂きますが、プレミックス飼料(弊社設計の栄養補強飼料)を配合飼料に混合し給与するお客様もいらっしゃいます。

■減耗率の改善
減耗率の改善で重要なのは、ここでも大きく分けてポイントは二つあります。
一つ目は育雛、育成の的確なワクチン接種の実施と管理です。このワクチン接種と管理が、成鶏舎(卵を産めるまで成長した鶏が入る鶏舎)へ入ってからの農場成績を大きく左右します。もし、育雛、育成段階で問題があれば当然、産卵率は上がりませんし、病気発生の原因となります。
少し難しい話になりますが、ワクチンは同じ病気の予防でも菌の種類や株の種類が多数あり、必ず一つの菌や株で全てをカバー出来るとは限らないのです。それでは、どうするのか?今現在、弊社で実施している血液検査が疾病予防に大きな役割を果たしています。
血液検査は定期的に行い、採取した血液を専門機関に送り分析をします。分析結果を基に各採血実施農場の菌の種類や株を判断し、農場に応じたワクチネーションを作ります。こうすることにより的確に疾病を予防することが出来、死亡羽数の減少に繋がります。

二つ目は成鶏農場での衛生的な管理と早めの対策です。
やはり、基本的には綺麗な農場では疾病も少なく安定した成績を出しています。農場を綺麗に保つことは農場成績の向上の全てに通じるといっても良いのです。例えば、鶏舎内の通路を綺麗にするだけでも埃が少なくなり疾病予防になります。埃には沢山のウイルスや細菌が付着していますので、埃が少ないということはそれだけウイルスや細菌の数も少ないつまり、疾病の発生率が低くなるのです。その他にも鶏糞の定期的な処理をする事で、鶏糞から発生するガスが少なくなり疾病の大きな原因となるストレスの軽減にもなるのです。こうした、日々の積み重ねが鶏に快適な空間を与え死亡羽数が減少するのです。

■卵質の向上
卵質の向上のポイントは大きく分けて2つあります。
一つは卵の中身の向上、もう一つは卵の外側、つまり卵殻の向上があります。卵の中身を良くする為には、鶏を健康に保つことが重要です。鶏が健康でなければ卵の品質低下スピードが速くなりますし、割ったときに卵黄の盛り上がりも少なくベターっとしています。鶏も人間と同じように日令(人間で言えば歳、歳月)がいくほど体力は落ちていきます。また、夏場も暑さにより夏バテを起こします。こういった症状を少しでも緩和するためにビタミン剤や重曹(炭酸水素ナトリウム)などを使います。ビタミン剤は人間が飲むリポビタンDや錠剤のビタミン剤と同じで体力増強の目的で使用します。重曹は人間でいえば胃腸薬で、鶏も夏場には沢山の水を飲みますから腸内のPH(酸性、アルカリ性の度合いを表す数値)バランスが崩れやすくなります。そこで重曹を添加することによりPHバランスを保つように促します。
卵殻の向上は卵の中身を良くする事で、同時に改善されますが、それに加えて鶏舎内を綺麗にすることで汚卵つまり汚れた卵の軽減もしなくてはなりません。このような対策を実施することで卵の品質は維持されているのです。

【データ管理と分析】
データ管理は農場経営の現状を把握するため必要不可欠であり、早期問題解決の判断基準にもなります。弊社では長年に亘りFISという養鶏データ管理ソフトを使いデータ管理をしてきました。現在では、弊社のお客様の殆どがこのFISデータにより農場管理をしています。
では、実際にFISデータ管理とはどういったものなのか・・・。
データの中身を簡単にご説明すると、産卵率、減耗率、産卵個数、不良卵個数、卵重、鶏舎内外気温、日卵量と7つの項目に分類されます。この7つの数値一つ一つがとても重要な判断材料になります。
まず、産卵率、産卵個数では農場の全体的な鶏卵生産量が把握できます。減耗率では農場の死亡羽数の状況、それによる疾病度合が把握できます。もし、減耗率が以前と比べ増加していれば疾病の可能性を疑い調査し対応します。不良卵個数では、農場の衛生状態や集卵機械の不備、鶏の健康面が把握できます。もし、破卵(割れた卵)が多ければ、鶏の栄養状態の悪化や集卵機械の不備が疑われ、汚卵が多ければ衛生状態の悪化が疑われます。卵重では、鶏の成育具合や飼料成分切り替えの目安となり、鶏舎内外気温では温度管理や飼料成分切り替えの判断基準にもなります。最後に日卵量では、一つの鶏舎でどれだけ卵の量が取れているか、つまり鶏舎当たりの収益が予測出来ます。

このように収集したデータから様々な農場の良い点(維持すべき)や悪い点(改善すべき)が判断されているのです。つまり、この農場データが農場経営の改善の一つの判断基準となりますから、弊社では農場経営コンサルティングという位置づけにしています。

■高品質な鶏の生産販売
弊社においてはお客様のご要望に応じた、健康で高品質な雛(ニワトリ)を供給させていただきます。養鶏経営に於いて、雛というのはもっとも需要なポイントを占めています。
養鶏に於いて雛は鶏卵生産の基になるわけですから、いくら管理が良くても導入する雛が悪ければ経営は悪化していきます。雛の良し悪しで農場経営は大きく変化してしまうので、雛の育成販売業務は非常に責任ある仕事なのです。

■鶏卵販売価格の引き上げ
弊社では差別化した鶏卵も販売しています。差別化する事で同じ鶏卵でも単価を高く販売することができるのです。弊社では、この差別化した鶏卵の販売に注力し少しでもお客様に利益を還元出来る様なシステムを検討しています。

【補助金申請業務の代行】
畜産農家の経営安定を図るためにも、補助金制度はなくてはならない制度です。
弊社では少しでもお客様の仕事を軽減するために、各補助金事業の業務を代行しています。
養鶏農家では、卵価安定基金制度、配合飼料価格安定基金制度があります。
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